忙しいようなそうでないような一日

今日は大量の出力があった為、出力室で日がな一日を過ごしてみた。というのもジャムったりして出力が止まるとオンライン中に出力しきれないからだ。2回に分けて二日で出してもいいんだけど、整理するのも時間がかかるし面倒なので…一日で出力、一日で整理と予定を組む。
出力処理が終わるまでの間は端末の前と部屋を行ったり来たり。処理が終わって処理時間を取ったら、そこから出力終わりまでずっと部屋で過ごす。午前中に終わるように出力する量を調整し、午後から残りを出力する。


うぃー…うぃー…うぃー…うぃー…
じゃーこっ じゃーこっ じゃこっ かしゃん
うぃー…うぃー…うぃー…うぃー…
じゃーこっ じゃーこっ じゃこっ かしゃん


朝の3時間。
ずっとこんな音を聞き続ける。印刷物がたまってきたら取り除き軽くまとめて作業台へ運ぶ。機械が投げっぱなし野郎なので印刷物は無造作に排出され、乱雑に積み上げられるので4〜5枚出力ごとに軽く整理する。
機械にとって良いとされる環境の為、室温22℃と湿度は40%ほど。マシン室と銘打ってあるものの、空調はただのビル空調なので上から温まる。しかも温風が顔を直撃するので気を抜くと意識が飛びそうになる。実際に何度か夢と現の狭間を彷徨ったりもした。


うぃー…うぃー…うぃー…うぃー…
じゃーこっ じゃーこっ じゃこっ かしゃん
うぃー…うぃー…うぃー…うぃー…
じゃーこっ じゃーこっ じゃこっ かしゃん


昼の4時間。
ただ過ぎていく時間の中、色々思考を巡らせる。時間潰しにと手にした参考書を眺めつつ考える。自分のこと。職場のこと。同僚のこと。家族のこと。昔のこと。などなどなど。
…何してんだろ。
ここで思考が停止。午後の業務開始から3時間、ついに限界を感じて待機室に逃げ込み
「ごめん、無理。代わってくれー!」



今後、あの部屋を"精神と時の部屋"と呼ぶことにする。